日常生活の中で、政治は遠い存在です。
選挙のたびにニュースは見る。でも、そこで流れるのは党首討論と、話題性のある候補者の声ばかり。あなたの選挙区の候補者について、どれだけ知っているでしょうか？
選挙戦が始まっても、選挙カーからで聞こえてくるのは候補者の名前だけ。ニュースでは政党の発言がありますが、候補者個人が10年間何をしてきたのか、どんな法案に賛成し、どんな質問を国会でしてきたのか。そんな情報に触れる機会は、自分で取りにいかないと、ほとんどありません。
私たちが選ぶのは政党ではなく、私たちの代理として国会で働く一人の人間です。
その人が過去にどんな仕事をしてきたか。約束を守ってきたか。専門性はあるか。継続的に活動しているか。
履歴書も見ずに社員を雇う会社はありません。なのに、なぜ私たちは「代理人」の実績を知らずに投票するのでしょうか。
だから私たちは、このサイトを作りました。
選挙10年スコープは、国会会議録・公式SNS・報道など膨大な公開データをAIで解析し、候補者一人ひとりの過去10年の実績を可視化します。
政党の看板ではなく、個人の仕事ぶりで判断できる。それが民主主義のあるべき姿だと、私たちは信じています。
現実を直視しましょう。
メディアに頻繁に登場する議員と、そうでない議員。その差は、必ずしも仕事の質や量を反映していません。情報の偏りが、有権者の判断を偏らせているのです。