阿部祐美子議員の政治活動概要

基本プロフィール

阿部祐美子(あべ ゆみこ)議員は、立憲民主党所属の衆議院議員(1期)である¹。1964年9月30日生まれ、東京都世田谷区出身で、現在は東京都第3区(品川区、伊豆諸島、小笠原諸島)を地盤とする²

岡山大学法学部を卒業後、山陽新聞社で記者として勤務し、同社初の女性社会部記者となった。1993年に退職後、在ポーランド日本大使館で専門調査員として2年間勤務。帰国後の1996年から日本教育新聞社で記者として活動した¹

政治経歴

地方議員時代

2006年10月、品川区議会議員補欠選挙に民主党公認で出馬し初当選。以後、品川区議を5期務めた(2006~2017年、2019~2021年)。2017年には都議選に挑戦するも落選したが、2019年に立憲民主党公認で品川区議に返り咲いた¹

2021年には東京都議会議員選挙(品川区選挙区)に当選し、都議を1期務めた²

国政進出

2023年7月、立憲民主党から次期衆議院選挙(東京都第3区)の公認内定を受けた。2024年10月の第50回衆議院議員総選挙では、小選挙区で自民党の石原宏高氏に敗れたものの、比例東京ブロックで復活当選を果たし国政に転身した³

政治的立場と政策

阿部議員は「ママの心と記者の目で政治を変える」をモットーとし、子育て世代や生活者の声を国政に届けることを使命としている²。主な政策分野は以下の通りである。

子育て・教育政策

記者および地方議員時代の経験を活かし、教育現場の課題解決に取り組んでいる。特に教員の働き方改革や待遇改善、子育て支援の充実を重視している²

多様性の尊重

選択的夫婦別姓の導入や同性婚の法制化など、多様な家族のあり方を認める政策を支持している。2025年6月には立憲民主党が提出した婚姻平等法案の賛同者として名を連ねた

地域課題への取り組み

地元品川区を含む首都圏の課題として、羽田空港の新飛行ルート問題に継続的に取り組んでいる。都議時代から住民の声を代弁し、安全対策の強化を求めている²

現在の活動

国会では衆議院文部科学委員会に所属し、教育政策を中心とした質疑を行っている。また、党内では国際関係や政策立案に関わる役職を務めている